午年について
午年とは
十二支のひとつ「午(うま)」の年。十二支の先頭から数えて7つ目。
「午」は、上下に動かして餅をつく杵の形が元。 交互に打つ動作から「交差」や「切り替え」を意味します。 このため、午は1日の前半と後半を分ける概念としても使われ、「午前」「午後」という表現が生まれたのです。
「馬」に当てたのは農民がおぼえやすいように十二支に動物を配した秦漢の農歴の影響で、本来は「馬」とはなんの関係もない。
また「うま」という呼び方については、もとは中国から「ま」と伝わっていたが大きいという意味をつけて「おおま」と呼ばれていたものがなまって「うま」となったとされる。
2026年は丙午の年。「丙午(ひのえうま)年の生まれの女性は気性が激しく、夫を食い殺す」という迷信がある。 これは、江戸時代の初期の「丙午の年には火災が多い」という迷信が、八百屋お七が丙午の生まれだとされたことから、女性の結婚に関する迷信に変化して広まって行ったとされる。そのため多くの夫婦が出産を避け丙午の年は出生が激減し、1966年は前年より約25%、46万人も減少しました。これは、この迷信を信じた人が出産を避けたためと考えられています。
相場格言「午尻下がり」
辰年と午年に株価が上昇した後、午年で株価が下落に転じやすいという相場観を表しています。