干支のトリビア・豆知識
2021年丑年の年賀状にも便利な情報いっぱい。

丑年について

十二支の二番目。

「丑」は、「うし」と読みます。 干支を組めるレースでは上に乗ったネズミに最後に追い越されて2着となりました。

「丑」は中国で生まれた漢字で、手で何かを掴もうとする様の象形文で、「からむ」という意味があり、芽が種子の中で伸びることができない状態を表しています。これを後に覚えやすくするために「牛」の意味が与えられました。

牛は古くから農作業や物を運ぶときの労働力として、人間の生活に欠かせない動物でした。
勤勉によく働く姿が「誠実さ」を象徴し、身近にいる縁起の良い動物です。
十二支の動物の中で最も動きが緩慢で歩みの遅い丑(牛)の年は、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年と言われています。
また丑の元の意味が「からむ」であることから、いろいろなことが絡み合う年になるのでしょうか。種子の中で芽が発芽に備えて、エネルギーを蓄えている時期として、まだ結果を求めるのではなく、結果につながる道をコツコツと作っていく基礎を積み上げていく時期とされます。
丑年は、黙々と目の前の自分の仕事をこなして将来の成功のために努力をするのが良いです。


相場の格言としては「丑(うし)つまづき」
あまり調子が良くない年とされていて下落するケースが多く厳しいイメージです。


2015- 干支のトリビア・豆知識