酉年について
十二支の十番目。「酉」は、「とり」と読みますが、実際には「にわとり」のことです。
「酉」という漢字は酒つぼを描いたもので、「酒」に関する字に使われてきました。
収穫した作物から酒を抽出するという意味や、収穫できる状態であることから「実る」ということも表します。
そのことから、果実が成熟した状態を表しているとされています。
にわとりは人に時を報せる動物。「とり→とりこむ」で、商売に繋がるとされています。行動力があり、積極的。親切で世話好きであるという意味もあります。
相場の格言としては「辰巳天井、午尻下がり、未は辛抱、申酉騒ぐ」といわれており、騒がしく申年に引き続き活発な商いになるようです。